東門はJR偕楽園臨時駅に最も近く、常磐神社石階段を上りきった左手にあります。 現在はJR偕楽園臨時駅や偕楽園前バス停、偕楽園下駐車場などからの交通便が良いため、観梅の時期などは一番賑わう門です。 東門は偕楽園造園時には存在せず、斉昭公(なりあきこう)の構想にはなかった門で昭和37年(1962)に建造されました。 屋根のない造りで、この門をぬけ、見晴らし広場に出ると正面に好文亭がその姿を見せます。 偕楽園をより楽しむためには出来ればこの門ではなく、表門からの入園をおすすめしたい。
この門左手にある3本のニセアカシアの巨木も圧巻である。春には白い花が甘い香りを放ちます。
早朝の偕楽園東門
偕楽園東門左手のニセアカシアの巨木 ニセアカシアは,北米原産のマメ科の落葉高木で,日本には明治のはじめに伝わりました。 他の木が生育できない痩せた土地でもよく育ち、古来より荒廃地・煙害地などの復旧に一役かってきました。