「表門」から先の「一の木戸」をくぐった左手一面が「孟宗竹林=孟宗竹むら」である。
弓の材料として最適であることから、偕楽園開園1年後の天保14(1843)年に京都嵯峨、八幡の竹を土のついたまま運び植えたものが現在に至っています。早春にはタケノコが芽を出し、3ヶ月ほどで親の背丈ほどに成長する生命力にも驚かされます。
造園当時この地は杉林であったようで、その名残りか竹林の中に杉の巨木が何本か残っています。
夏でも涼を感ずる幽玄の世界であり大杉森とともにおすすめの散策コースです。もう一つの偕楽園発見の心境になります。