大杉森 (おおすぎもり)

杉は、一の木戸の右手、好文亭中門に通じる苑路周辺、更には竹林の中にも杉の巨木を見ることができる。鬱蒼とした杉の群生は夏なお涼しく、閑静な中にセミの声がしみいる。日頃の雑踏から開放される空間である。孟宗竹林とともにおすすめの散策路の一つです。
往時からの杉林をたくみに取り入れた斉昭公の設計思想には敬服するばかりである。


大杉森

大杉森 1
「一の木戸」をぬけたところ右手の大杉森
明治初年までこの地は梅林であったからか比較的若い杉が多い
苑路にはクマザサが茂る

 

大杉森

大杉森 2
セミの声がしみいる昼なお暗い鬱蒼(うっそう)とした杉林
往時からの杉の巨木がそびえる。この先は中門
右手にはクマザサ、左手にはオカメザサが多い

 

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