左近桜は、烈公夫人登美の宮が降嫁(こうか)の時、仁孝天皇(にんこうてんのう)から下賜(かし)されたのがありましたが枯死してしまいました。 この桜は、京都紫宸殿の左近桜の根分けのもので、昭和38年3月宮内庁より頒布(はんぷ)されたものを植えたものです。左近の桜は山桜の一種で、開花に先立ち葉が出現します。
左近の桜 中央は好文亭。甘い香りが漂っています。 この時期、すぐ南側のコブシ巨木も開花します。 (H17.4.7撮影)
左近の桜 開花に先立ち山桜の特徴である赤みをおびた茶色の葉が開く。 (H17.4.7撮影)