2015年6月7日(日)

水戸 最高気温 23.4℃
水戸 最低気温 12.6℃

天気
晴れ

偕楽園の梅が色づいています。
シモツケが咲いています。アジサイは咲き始めです。
 さて,徳川斉昭公が偕楽園に膨大な数の梅を植えた理由として,百花に先駆けて咲く梅を愛したことはよく知られています。
 もう一つの理由,それはいざと言う時(戦いの時)の備えのためといわれています。いわゆる軍用貯梅で,ある資料によると,戦いの際には兵一人に一食3個のおにぎりを配るとして,一日9個のおにぎりが必要(=梅干し9個)。
水戸藩で戦いが起これば5,000人の兵が動く,その時一日に必要な梅は,5,000人×9個=45,000個。
2ヶ月(60日)戦いが続くと,45,000個×60日=2,700,000個が必要となる。
四斗樽(しとだる)には,およそ5,600個の梅が入る。必要な樽の数は,2,700,000個÷5,600個=482樽。
他藩からの応援や戦いが2ヶ月で終わるとは限らないことを想定すると,1,000樽が必要と考えたのではないか・・・?
 気の遠くなるような数字です。 (参考資料:偕楽園の現況調査報告書 茨城県商工労働部観光課 1979.12)


1.好文亭 表門(こうぶんてい おもてもん)
梅の実がこんなに大きくなりました。

(2015..6.7撮影)

2.茨城県立歴史館の蓮池
まだ一輪も咲いていません。
昨年の開花動画→(日本語),(English)

(2015..6.7撮影)

3.茨城県立歴史館の蓮池
透かして見える葉の葉脈,巻き葉,立ち葉,
浮き葉などの表情が実におもしろい

(2015..6.7撮影)

4.ヤマボウシ
蓮池の近くで。
(2015..6.7撮影)

5.キンシバイ
蓮池の近くで。
(2015..6.7撮影)

6.キンシバイ(金糸梅)
梅の花に似て、雄しべが金糸のようなので
金糸梅とよばれる。

ビヨウヤナギと間違いやすい。

(2015..6.7撮影)

7.ドクダミ
「一輪挿しにして眺めて,ドクダミを見直した。
濁った感じの名前に似ず,白い十字の花と見える
苞(ほう)はひっそりと清楚だ。・・・・。」
(今朝の朝日新聞天声人語より。)
園内いたる所で目にします。
(2015..6.7撮影)

8.マユミ
向学立志像の近くで。
(2015..6.7撮影)

9.シモツケ
この周辺にシモツケが咲いています。
(2015..6.7撮影)

10.おいしそうな梅の実

(2015..6.7撮影)

11.シモツケ
下野(しもつけ)で発見された花とか。
(2015..6.7撮影)

12.サンゴジュと暁鐘

(2015..6.7撮影)

13.サンゴジュ

(2015..6.7撮影)

14.ヤマボウシ
暁鐘(ぎょうしょう)の近くにて。
(2015..6.7撮影)

15.アジサイ
西門の近くにて。
(2015..6.7撮影)

16.ホタルブクロ
「子規の句碑」近くにて。
(2015..6.7撮影)

17.梅の実
表門に向かって右側の梅が色濃くなっていました。
(2015..6.7撮影)