今日の偕楽園(梅老木(5) 鉄幹)          2005年12月11日(日)

2005.12.11(日)花の少ないこの時期、「鉄幹」を楽しみましょう!

老梅の幹を「鉄幹」と呼ぶようである。

梅の寿命は200〜300年といわれていますので、鉄幹と呼ぶにふさわしい風格を持つには100年以上とされています。

老木の樹皮は、黒っぽくなり、大きないくすじもの裂け目が現れる。永年風雪に耐えてきた力強さがここにあります。

朽ちた根から脈々と養分を吸い取り、目前に迫った開花に備えている様子に感服します。

偕楽園には鉄幹と呼ぶにふさわしい老木も多く、これらを眺め往時を偲ぶのも楽しみの一つです。葉の落ちた今だからこそ鉄幹が光ります。

花芽はしっかりと開花の準備をしているようです。

 

「こんな老木になっても 春だけは忘れないんだ 御覧よ まあ、紅梅だよ」 (山村暮鳥 1884-1924)

  そうなんです、もうすぐ全ての老木が目を覚ますのです。

 

 

 圧巻! パワーそのもの!!

(2005.12.11 撮影)

 

藤のような枝ぶり

(2005.12.11 撮影)

 

空洞化が進行しています  

(2005.12.11 撮影)

なんと痛々しいことでしょう!  毎年見事な花を咲かせます

(2005.12.11 撮影)

左巻きです

(2005.12.11 撮影)

根元が朽ちています

(2005.12.11 撮影)

折れかかっていますが夏には立派な実をつけていました

(2005.12.11 撮影)

この生命力!

(2005.12.11 撮影)

樹皮だけで生きています

(2005.12.11 撮影)

まさに鉄幹

(2005.12.11 撮影)



落ち葉と梅樹群  しばしの休息

(2005.12.11 撮影)



人面木発見!

(2005.12.11 撮影)

 全部左巻きです

(2005.12.11 撮影)

 元気をもらいますね

(2005.12.11 撮影)

支えられて!

(2005.12.11 撮影)

自立できない老木が多く見られます
 
(2005.12.11 撮影)