水戸大使(平成水戸藩セラミックロード推進人)
陶芸家 伊藤瓢堂先生と蘇った平成の七面焼

 七面焼とは 伊藤瓢堂先生と蘇った平成の七面焼 水戸藩セラミックロードと七面会 伊藤瓢堂先生作陶展    2017.3.30更新

 第5回夜梅祭と七面焼 → 第6回夜梅祭と七面焼  → 第7回夜梅祭と七面焼 → 第8回夜梅祭と七面焼第9回夜梅祭と七面

第10回夜梅祭と七面焼  → 第11回夜梅祭(2016)と七面焼 → 第12回夜梅祭(2017)と七面焼            

  

 日本の窯業史の中で,幕末ほど全国の諸藩が競って窯を起こした時期はない。水戸藩においても,第9代藩主徳川斉昭公は,天保から嘉永年間にかけて,水戸の「七面」,常陸太田の「町田」,馬頭(現栃木県那珂川町)の「小砂」に開窯を指示している。その主旨は,他藩の多くが「藩財政の建て直し」を念頭においてのことに対して,斉昭公は,藩民の必需品としての陶磁器を藩内で焼き,それを藩民に供することにおいて「藩民のためになる」との思いで窯を起こしている。
 天保4年(1833)斉昭公は,初めての帰藩の折、下市に試験焼の窯を作らせ,藩内の陶土で試作品を焼かせ,天保6年(1835)には,磁器の焼成にも成功している。このことによって,偕楽園の崖下七面台に,天保9年(1838)に「七面製陶所」を設ける。原料は,笠原・台町の陶土と小砂の磁土を使用。陶工は,下市の窯で働いていた職人や肥前唐津の職人を招聘する。製品の多くは,発掘出土品からうかがい知れるが,土瓶・湯のみ・皿・鉢・燈具など,いわゆる日常使用される器で,陶器・半磁器・磁器質のものである。中には,米国人で著名な日本陶磁器の収集家E・モースによって収集された美術的に価値の高いと思われる花入・瓶・鉢などがある。
 この七面製陶所は,明治4年(1871)の廃藩置県とともに藩窯としての使命を終える。その後,少しの間民間人によって稼動していたようであるが,以後,廃窯になり,平成の今日に至った。 今日,その焼物は,「七面製陶所」で製作されていたことから,通称「七面焼」と呼ばれているが,このたび,新たな観光資源として現代に復活を目指すため,水戸市内の陶土と旧水戸藩領の磁土を使用し,発掘出土品から判明した技法を駆使して,「平成の七面焼」を試作したものである。

平成水戸藩セラミックロード推進人 七面会名誉顧問 伊藤瓢堂 
(リーフレットより転載)



七面会名誉顧問・水戸大使 伊藤瓢堂先生の横顔
昭和26年 (1951)
山形県尾花沢市に生まれる
昭和49年 (1974)
上の畑焼復興に取組みを開始(於名古屋)
昭和53年 (1978)
獨協大学フランス語学科卒業、故郷尾花沢に帰り上の畑焼復興を成す
平成13年 (2001)
水戸藩町田焼(常陸太田市)の原料発見、復興に取組む
平成14年 (2002)
水戸藩七面焼(水戸市)の調査開始
平成15年 (2003)
町田焼の試論を水戸史学会で発表、町田焼の窯跡発掘に協力
平成17年 (2005)
七面焼へ資した原料調査、復興活動を本格的に開始
水戸藩セラミックロード(平成七面焼、平成町田焼)を発表
七面会の名誉顧問に就任
平成18年 (2006)
七面焼(含薹町焼)の試論を水戸史学会で発表
第1回七面焼講演会(含作陶体験教室)市民を対象に開催
平成19年 (2007)
第2回七面焼講演会(含作陶体験教室)市民を対象に開催
浜田小学校にて作陶(器、皿など)体験出前教室(1)を開校
平成20年 (2008)
水戸大使(平成水戸藩セラミックロード推進人)に就任
第3回七面焼講演会(含作陶体験教室)市民を対象に開催
国民文化祭(好文亭)にて水戸藩セラミックロード作品を紹介
浜田小学校にて作陶(農人形)出前教室(2)を開校
平成七面焼約130点を試作(水戸市委託事業)
平成21年 (2009)
水戸作陶展20回を迎える
水戸藩セラミックロード展(七面焼の復興活動あゆみ)を企画開催
浜田小学校にて作陶(抹茶碗)出前教室(3)を開校
水戸藩開藩四百年記念行事にて水戸藩セラミックロード作品を紹介
平成22年 (2010)
第5回 夜・梅・祭(好文亭 )にて水戸藩セラミックロードを紹介
平成23年 (2011)
森林公園・自然環境活用センタ−作陶施設整備に取組む
水戸藩セラミックロ−ド伝習所を開所し、作陶活動を開始
第6回 夜・梅・祭(好文亭 )にて水戸藩セラミックロードを紹介
平成24年 (2012)
第7回 夜・梅・祭(好文亭 )にて水戸藩セラミックロードを紹介
夏休み親子作陶教室、町田焼研究会との合同作陶教室指導
平成25年 (2013)
第8回 夜・梅・祭(好文亭 )にて水戸藩セラミックロードを紹介
蘇った七面焼(平成七面焼)

蘇った平成七面焼

明治初期に途絶えた幻の水戸藩用陶磁器「七面焼」が復活!

 ・山形県尾花沢市の陶芸家伊藤瓢堂氏が8年かけ、皿や急須、花瓶など130点を制作したものの一部です。

 

 ・写真にマウスを乗せると部分拡大する作品写真もあります。

 ・撮影環境の関係から、色彩を忠実に再現できないものもありますのでご了承下さい。

No.1 氷裂梅花紋 瓢形水指
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.5 栗イガ灰釉 彫青海波梅花透紋 香炉
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.7 栗イガ灰 イッチン梅花飛び鉋紋 丸皿
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.11 黒釉 桃形 変形鉢

No.13 梅灰釉 彫梅花飛び鉋紋 そば猪口
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.14 栗イガ灰釉 飛び鉋紋 蓋付 梅干壺

No.18 栗イガ灰釉 飛び鉋筋紋 土瓶

No.31 妙見山長石系透明釉 イッチン梅樹紋 花瓶

No.33 梅灰釉 農人形 

No.35 栗イガ灰釉 イッチン鉄画梅樹紋 砂金袋形 水指

No.41 栗イガ灰釉 イッチン梅花魁文字紋 丸皿

No.46 梅灰釉 彫青海波梅花紋 飯碗
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.48 黒錆町田鉄釉 飛び鉋紋 蓋付 梅干壺
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.70 梅灰釉 建水

No.76 鉄錆塗 飛び鉋紋 抹茶碗

No.85 杉灰釉 呉須画魁文字紋 角皿

No.90 栗イガ・杉皮灰釉 掛け分け 丸鉢

No.103 梅灰釉 飛び鉋紋 蓋付 梅干壺
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.104 梅灰釉 イッチン梅花紋 梅干壺
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.105 梅灰釉 イッチン彫松竹梅紋 茶器セット
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.127 梅灰釉 広口 花瓶

No.128 鉄釉 飛び鉋黒錆捲 広口 花入
写真にマウスをのせると写真が変わります

No.129 杉皮灰釉 農人形

  (※作品番号は水戸市における整理番号

トップページに戻る ‖ 一つ前のページに戻る ‖ このページの最上段に戻る

七面焼とは → 伊藤瓢堂先生と蘇った平成の七面焼 → 水戸藩セラミックロードと七面会 → 伊藤瓢堂先生作陶展
第5回夜梅祭と七面焼 → 第6回夜梅祭と七面焼  → 第7回夜梅祭と七面焼 → 第8回夜梅祭と七面焼 第9回夜梅祭と七面焼
→ 第10回夜梅祭と七面焼  → 第11回夜梅祭(2016)と七面焼 第12回夜梅祭(2017)と七面焼