今日の偕楽園   平成20年  蓮                       2008年7月26(土

 蒸し暑い今日の偕楽園。
 茨城県立歴史館の蓮(ハス)がまさに見頃です。
 神秘的な色と形の蓮花、陽を受けて現れる葉脈の美、巻葉、少ない浮き葉、大きな葉を支える茎の曲線美、蜂の巣そっくりの実、葉表・葉裏を見せながら柳と共にゆれる大きな葉の波。時の経つのを忘れて見入ってしまいます。
 そして、花びらがぽとり・・・。 幸せの時がゆっくりとゆっくりと流れています。
(歴史館のハスは、もともと「大賀ハス」が植えられていたのですが、その後在来種との交配が進んでしまい、現在の蓮は純粋な「大賀ハス」ではないとのことです。)

 蓮(はちす)を詠んだ歌は、万葉集に4首登場します。「たのしい万葉集」でお楽しみ下さい。(外部リンク)

 蓮池は、偕楽園西門からトンネルをぬけてすぐのところにあります。

 萩(ハギ)・・・梅桜橋付近のハギに続き、見晴らし広場のハギも開花し始めています。
 (宮城野萩は、まだ開花していないようです。)


見頃をむかえた蓮(ハス)
茨城県立歴史館の蓮池で
(2008.7.26 撮影)

蓮(ハス)
葉の動き・形も見逃せない
(2008.7.26 撮影)

たくさんの花をつけています
茨城県立歴史館の蓮池で
(2008.7.26 撮影)

今、まさに開かんとす
茨城県立歴史館の蓮池で
(2008.7.26 撮影)

ハチスが見えます
茨城県立歴史館の蓮池で
(2008.7.26 撮影)



真ん中がハチの巣に似た実です
蓮は別名「ハチス」ともいいます
(2008.7.26 撮影)
(2008.7.26 撮影)

蓮(ハス)

(2008.7.26 撮影)

蓮(ハス)
人工ではあり得ない色彩と形に感動!
(2008.7.26 撮影)

蓮(ハス)

(2008.7.26 撮影)

蓮(ハス)
陽に浮かぶ葉脈の美
(2008.7.26 撮影)

蓮葉の水玉
万葉人は、光り輝く水玉を恋する女性に喩えました
(2008.7.26 撮影)

蓮(ハス)
同じように見える蓮もよくみると・・・
(2008.7.26 撮影)

一面蓮花です
茨城県立歴史館
(2008.7.26 撮影)

季節外れの藤の花
梅桜橋近くの藤棚で
(2008.7.26 撮影)